この日は東大和市のW様のお荷物を回収しに行きました。
コンテナルームに眠らせていた家財道具一式です。
3か月眠らせて、家賃がもったいないから処分した方が・・・。という思いで御依頼頂いたそうです。
W様はこの日の為に、鹿児島県の薩摩川内市から来られたそうです。
電話ではセンダイシとお聞きしていたので、宮城県の仙台からだと思っていたのですが、鹿児島の方の川内市でした。
東日本大震災以降、震災きっかけでの御依頼が多かったので、 センダイと聞いて直ぐにそう思っちゃいました。
東北から家族が東京に避難してくるから、部屋の物を処分して広くしないと、家族を寝かせる場所がないという方や、東京も危ないと思うから、更に北へ青森に移住されるという方、放射能を恐れて、母国へ一時避難される留学生の方、計画停電の影響で、経営されていた飲食店を廃業されたご夫婦、色々な状況をお伺いしてきた半年間でした。
今思い出すのは、震災の翌日の回収での事。
たまたまその日のお客様は、岩手に引っ越す予定のお客様でした。
朝お伺いした時は、ご両親の安否がとれた直後で、お客様の安どの表情の奥に複雑な心境が伺えました。
W様と震災きっかけで、ご依頼頂いてきたお客様の事に関してお話ししていて、色々と思いだしました。
振り返ってみると、私の周りの人間だけでも震災きっかけで、移住や一時避難をした人は沢山います。
日本中が大変な半年間だったと思います。 しかし、現地の方々はこれからが大変な時、復興へ向けて何とか踏ん張って欲しいと思います。
【回収物】
●シングルソファーベッド
●2ドア冷蔵庫
●洗濯機
●布団×3
●段ボール×5箱
●電子ピアノ
●片袖デスク
●電子レンジ
●キッチンワゴン
●その他いろいろ混載物
etc・・・
合計金額 26,000円
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